こんにちは。
キキです。
絶賛不倫中の有責配偶者夫から調停を申し立てられた話を書いています。今回は二回目のお話です。一回目や通知編を読んでいない方は是非そちらからどうぞ。
・聞き取りは私から始まり、短時間で終了。
・人生で初めて裁判官に会いました。
\証拠があれば安心/
有責配偶者からの調停二回目|経験談ブログ
調停二回目は一回目から約1ヶ月後に設定されました。このペースはみなさんだいたい同じみたいです。
ちなみに一回目の最後に日程を決めたのですが、どちらかの都合が悪くなれば連絡して変更することもできるとのことでした。無断欠席をすると不利になるとは聞いたことがありますが、日程の変更などは柔軟に対応してくださいます。
調停二回目の準備
何か用意した方がいいのかなとずっと頭の片隅にあったのですが、結局今回も陳述書等は用意しませんでした。なんだかよく考えたら陳述することもない気がしたからです・・
夫が不倫をしながら(絶賛進行形!)、自分の辻褄合わせだか、バレてしまった腹いせだかで『妻に不倫をでっち上げられた!!』と主張しているのみなわけです。
そこにどんな正論の陳述書を出したとしても時間と労力が無駄ですし、書いたことの揚げ足をとられ、『そういうところが性格の不一致で・・』と言われそうだと思いました。相手に見られたくない場合の提出方法も書いてあったと思いますが、伏せてコピーを作ったりすること自体がとても億劫でした。
なのでこちらは今回も不倫されている旨を淡々と説明するのみ、という姿勢で行くことにしました。
受付
二回目なので少しだけ慣れました。前回と同じくまずは受付で番号札を頂きました。
一回目のターン
今回は私のターンからでした。なぜかというと、すでに私に主導権があるからです。仮に私が『やっぱり別れることにしました!』と言えばその流れで話が進みますし、『別れません』と主張を変えなければでは不成立という流れになります。
私は自分の意思は変わらないことをお伝えしました。時間は前回より短く済んだと思います。次に夫のターンになり、控室で待ちました。こちらも短かったように感じました。
二回目のターン
また私のターンになりました。ここまでくると私が話すことは何もなく、調停員さんからのお話を聞きました。
・今回はこれで不成立になります。
・最後にこれまでとは違う大きなお部屋に行って不成立を告げます。
その時にご主人とお顔を合わせるのは大丈夫ですか?
・たくさん才能があるんだし、これからも自分の意志は曲げずに進んでくださいね!
調停員さんは本当に私を気遣って下さる優しい方でした。
この後ちょっとだけ、夫がいかに辛そうに嘘をついているかも教えて下さいました。
調停の締め
最後に通されたお部屋は少し広いお部屋でした。ちょっと良い皮の椅子テーブルがあるお部屋です。会社の役員会で使うようなお部屋や、学校の校長室を想像していただけば良いかと思います。
そこに裁判所書記官(調停の書類を送ってきて下さった事務担当者)と、この件を担当して下さっていた裁判官がいらっしゃいました。どちらの方とも、この場で初めてお目にかかりました。
裁判官が『この調停は不成立であります』ということを読み上げて終わりました。
今までは調停員さん(言ってみれば、一般の方)とお話していましたが、この場は裁判官がいらっしゃって空気が張り詰めていました。調停員さんも、裁判官が通るとビシッと立ち上がったりするので、なんだか緊張しました。なんとなく、あーここが一般人の限界だな、感じました。
こうして調停は終わりました。
まとめ
二回目になると、もう一回目の意思の確認という感じで、一回目ほどの緊張はありませんでした。それでもなんだかんだ半日経ってしまいますし、ぐったりと疲れました。
調停員さんは敵ではありません。これまでの他の同じような調停経験もあるでしょうし、有責夫が嘘をつくというパターンも結構見ていらっしゃるように感じました。
ただ、公平な立場でいらっしゃるのは確かなので、こちらが証拠を持っている方がより安心して挑めるかと思います。
\証拠があれば安心/
参考になることがあれば幸いです。