キキです。
調停に何を着ていくべきなの?と悩まれている方に向けて、調停を経験した私が調停時の服装について書きたいと思います。
初めて足を踏み入れる場所なので、
『何を着ていくべきなの?スーツ?』
『周りの人は何を着ているの?』
『ジーパンはダメだよね?』と不安に思われている方も多いと思います。
何を着ていても良いが、オフィスカジュアル程度が無難。
最終回はちゃんとしてくとなお良い。
実際に私が着たもの、有責不倫夫が着てきたもの、調停員さん等、周りの方が着ていたものについて記します。
結論:オフィスカジュアルが無難
最初に結論を述べておきます。
初回~中盤:カジュアルすぎないオフィスカジュアルをベースに
最終回:スーツまたはそれに準じるスタイル
調停は何回かに渡って家庭裁判所に行くことになります。初回と2回目はオフィスカジュアルをベースに考えれば問題ないです。最終回だけは、もう少しきちんとしていくと良いです。ポイントは「場違いにならない」ことです。
場違いでない服装をすることは、自分の自信、心の余裕にもなります。
調停の服装ポイント

初めての調停の日が近づくにつれて地味に頭を悩めたことと言えば、『何を着ていくか?』ということ。これを読んでくださっている皆さんも同じ気持ちかと思います。
トップス
ジャケット、カーディガン、ブラウス
スーツまでは・・とお考えなら、ネイビーやグレーのジャケットまたはカーディガンにブラウスでOKです。特に暑い季節の場合、スーツでなくても問題ないですし、浮いてしまうことはないです。
女性の方ならシンプルなワンピースなども大丈夫です。マタニティの方も無理のない服装をすればOKです。
ボトムス
チノパンやスカート
ジーパンやデニスカは念のため避けた方が良いかもしれません。絶対にだめということはりませんが、家裁の中の事務員さんもそのような服装の方は見当たりませんでした。
靴
パンプスや革靴が無難かと思います。
マタニティの方は歩きやすさを最優先に。
バッグ
A4書類が入るトートやハンドバッグなど
普段の仕事のバッグで良いかと思います。持っていく書類や頂く書類がありますので、A4サイズが入るもので、クリアファイルを持参すると良いです。
アクセサリー
あまり派手にならない程度に。ネクタイなどの柄は落ち着きめに。
ちなみに周りに相談相手もいなかった私は、『私服で行って周りの全員がスーツだったら・・』という恐れから、一応スーツを着ていくことにしました。
私の調停体験について、詳しくはnoteに綴っています。
調停員・相手の服装例から学ぶ
調停員さんは何を着ていた?

調停員さんとは全部で3回(約1ヶ月に一回のペース)お会いしました。
男性の調停員さん:
3回ともグレーや黒の背広
女性の調停員さん:
スーツっぽい服装
日によってはカジュアルな服装 ジャケットやカーディガンにスーツスタイル
色は紺、白、ベージュと言った無難なところ。薄いクリーム色のカーディガンをお召しの時もありました。
女性はカジュアル寄りな服装の日もありましたが、全体的に落ち着いていて、派手な色は選ばれていなかったです。足元は革靴で、A4サイズ書類が入る革のバッグをお持ちでした。
有責配偶者(NG例)

Tシャツ+ジーンズ(またはハーフパンツ)スニーカー、リュック
人は服装で判断されるべきではありません。どんな服装でも、正しいことを正しく主張するなら聞く耳も持って頂けるとは思います。
ただ、この服装で、嘘を並べるのはいかがでしょうか・・陳述内容、態度、服装、、すべてが負の相乗効果になっていました。
『あぁやっぱりね』と、思われてしまっても仕方がないと思います。
何を着ていくかはそれぞれであり、人は外見で判断されるべきではありませんが、あまりにカジュアルではそのような印象を与えかねない、ということは言えると思います。
調停最終回の服装
男女とも:スーツか、それに準じた服装を
裁判官が同席する最終回は、初回~中盤と比べてフォーマル度が大幅にアップします。裁判官はその職責上、厳格かつきちんとした身だしなみで臨むため、場の雰囲気に合わせることがマナーでもあります。
人生で裁判官に会うことはなかなかないですが・・
バチバチに格好良くスーツを着こなし、隠しきれない有能オーラを纏っています。
私服で行く予定という方も、調停最終回だけはやっぱりスーツに準じたような服装で挑むと、場違いにならないかと思います。
調停の服装。何を着ていけばいい?結論
服装で中身は決まらないが印象に影響がないとは言えない
服装で評価されるということはあってはなりませんが、、第一印象が信頼度や話の受け止め方に影響することもあります。
初回~中盤はオフィスカジュアル
ジャケット+ブラウス、チノパンやひざ丈スカート、3cm程度のパンプスなど、きちんとした服装を心がけると良いです。
嘘とカジュアルすぎる装いは負の連鎖を招く
カジュアルすぎる服装で嘘を並べると「見た目」+「内容」の両面で信用を失いかねません。
最終回はスーツなど
裁判官同席につき、男女ともに清潔感あるスーツスタイルを。白シャツ・淡色ブラウスなどでよりきちんとした服装を
「場にふさわしい」服装を選ぶことで、何より自分が自信をもって調停に臨めます。準備と心の余裕を持って、納得のいく陳述をしましょう。

