こんにちは
キキです。
モラハラや不倫をしている夫に少しでも何か言おうものなら、
『離婚してやる!』『前から別れるするつもりだった!』と言われますよね。私もそれが長く続きました。
興奮状態になっている夫は、本当に勢いで離婚届を出す可能性があります。そして出された届は受理されてしまう可能性があります。
自分が知らないうちに届が出されて受理されていたなんていうことにならないように『離婚届不受理届』というものがあります。出しておいて損はないので、自分ごとに感じた方はすぐに提出することを検討してみて下さい。
離婚届不受理届の出し方・書き方
離婚届不受理届とは
そもそも『離婚届不受理届』を知らなかった方も多いことと思います。私も不倫されて初めて知りました。
役所では、夫婦のどちらか一方から離婚届が提出されれば、もう一方にその意思の確認をすることなしに、離婚届が受理されてしまうことがあるそうです。
不倫をして『離婚だ!』といきなり騒ぎ出した夫が勝手に離婚届を提出した・・なんていうこともあり得なくはない、ということです。
そこで『離婚届不受理申出の制度』というものがあります。
市区町村役所に離婚届不受理申出をしておくと、無断で離婚届が出されたとしてもその離婚届出は受理されないという制度のこと。
提出は無料ですし、特別難しいことはないので、少しでも不安がある方は出されてみると良いかと思います。
手続きの場所
現在お住まいの市区町村の役所で手続きが可能です。私は土日に焦って駆け込んだのですが、休日窓口でも記入用紙を頂くことができました。本籍地、入籍地と違っていても提出するのは住んでいるところで大丈夫です。
提出に必要なもの
・印鑑
・本人確認ができる書類(免許やパスポート)
本籍地の住所を書く必要がありますので、現在のお住いと違う場所で本籍地が正しくわからない方は調べてから行くとスムーズです。
なお、必要書類は異なる可能性もあるかもしれませんので、行かれる場合にはお住まいの役所に確認をして下さい。
離婚届不受理届の記入
役所の窓口で『離婚届不受理届を出したいです』と伝えると、上記の用紙を一枚もらうことができます。
まず過去にこの申し出をしたことがあるかないかのチェックと、申出人(ご自身)と配偶者それぞれについて、以下の項目を記入します。
・氏名
・生年月日
・住所
・本籍
・戸籍筆頭者名
その下にご自身の署名捺印欄があるのでサインします。
書式の右半分は注意事項が書かれているので目を通し、あとは自身の連絡先を記入します。都合の良い連絡方法などについて希望を記入することもできます。
あとはこれを出すだけです。手数料もかかりませんでした。
現在の住まいが本籍地と異なる場合、この届け出は役所で受理されたのち本籍地に送られて処理されるそうです。そのため、受理されてから本籍地での処理まで少しだけ時間がかかります。その間に先に夫が離婚届を出した場合には受理されてしまうかもしれません、と言われましたが、幸いそのようなことはありませんでした。
提出するか迷われている方へ
迷われるような状況が少しでもあれば、出されると良いかと思います。記入も手続きも何も難しいことはなく、また出したことによるデメリットはないと思います。
強いて言えば、結婚した夫に対してそういうことをせざるを得ないことに対してちょっと悲しい気持ちになってしまうかもしれませんが、出しておいて安心できるのであればそれに越したことはないかと思います。
勝手に離婚されて他人になってしまって、養育費も財産分与も思うように決められなかった・・なんていうことにならないようにしておくと良いです。
そして、ひとまずその不安が取り除かれた状況で、夫の不倫の証拠を取ることを考えるのも良いかと思います。
\見積もりだけでも/
参考になれば幸いです。